知識ベースについて

電子情報通信学会は,その網羅する学術分野における知識を体系化し,保持・記録し,様々な活用に供する任務を担っております.過去においては,本としてのハンドブック出版を通じてこの役目を果たしてきました.一方,電子情報通信に関係する分野が急速に拡大し,基盤となる知識は膨大なものとなって成長を続けています.その背景の元,2011年度に新しくITを積極的に導入した「知識ベース」を構築し,これを広く公開するに至っています.知識ベースには,すべてを含めると,18群,119編が公開されております.おおよそ一つの編が一つの技術分野に相当する大きさです.しかしながら,技術の進展は早く,既存の分野の発展のみならず新たな分野の登場もあり,会誌の知識の森企画ページの記事を手始めに内容のアップデートを始めております.今後の展開にぜひご期待下さい.

          第9次(第5期)委員会メンバー